スペシャルティ
コーヒーとは

最近よく耳にする「スペシャルティコーヒー」ですが、何のことだかわかりますか?私も最初は何のことだかわかりませんでした。名前からすると、何かにこだわったスペシャルなコーヒーなのかな…程度でした。そこで今日は、よく聞くものの、はっきりした意味まではよくわからない「スペシャルティコーヒー」について、詳しくお伝えしていきましょう。ぜひご参考にしてみてください。

生産〜品質管理までしっかりされていておいしいコーヒー

スペシャルティコーヒーといっても、実際明確な定義はありませんが、簡単に言えば、各国のスペシャルティ協会の基準をクリアしたコーヒーという事です。もっと平たく言えば、生産段階から品質管理がしっかりしていて、飲んだ時に「おいしい」と認められた高品質のコーヒーという事です。そのため、もしも「スペシャルティコーヒー」であれば、一定の基準をクリアしたという事になるので、安心感がありますよね。スペシャルティコーヒーには様々なカッピング法など、それぞれ独自の方法で評価されているので、高品質でおいしいコーヒーが飲みたいと思った時の一つの目安になります。「生産段階からしっかり管理されていておいしいコーヒーです」と、安全性やおいしさが保証されているのだと捉える事ができますよね。例えば輸入会社が独自に基準を定め、カッピング・検証して「これはスペシャルティコーヒーだ!」とお墨付きになれば、スペシャルティコーヒーとして販売する事が可能できます。反対に言えば、認められなければスペシャルティコーヒーと名乗る事はできないのです。

スペシャルティコーヒーの定義はいまだ未確定

結局のところ、スペシャルティコーヒーカップで決まるとも言われています。一杯のカップが消費者の手に渡るには、多くの段階があり、全てのプロセスで最高品質が維持されて、スペシャルティが守られているという基本理念から発展していき、最近ではスペシャルティコーヒーの運動が発展してきました。しかし何がスペシャルティコーヒーなのかという定義についてはいまだ明確ではなく、世界でも統一されていません。そのため、スペシャルティコーヒーといってもまだ曖昧なところが残ります。